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ED治療薬に含まれる医薬品以外の成分

スマホを持って考えている男性

ED治療薬のパッケージや添付文書を見ると、組成の欄にはさまざまな化学物質の名前が書かれているはずです。
こうしたものは、病気そのものを治療する効果をもつ医薬品としての成分と、添加物などの医薬品として以外の成分とに大きく分かれます。

例えば、ドイツのバイエル社が開発したED治療薬では、バルデナフィルとよばれる化学物質が、まさに医薬品としての有効成分にあたります。
このバルデナフィルは、体内にある酵素の一種を阻害する作用をもつため、バルデナフィルが入った錠剤を服用することによって、局所の血管が拡張するなどして、EDの症状を改善するという効果が期待されるのです。

その他の化学物質は添加剤であり、基本的に人体に影響は与えませんが、ごくまれに体質によってはアレルギーの症状を引き起こすこともあります。
錠剤を丸く成形する目的で添加されている結晶セルロース、機械に錠剤の粉が付くのを防いで製造しやすくするステアリン酸マグネシウム、錠剤を白く着色したり光による劣化から守るはたらきをする酸化チタンなどが、こうした医薬品成分ではない添加物にあたります。
以上が正規品のED治療薬のなかに含まれる成分になりますが、実は海外ではED治療薬のニセモノが非常によく製造されており、これらに含まれている医薬品以外の成分のほうが、どちらかといえば世界的な問題になっています。

ニセモノのED治療薬のなかには、効果がありそうに見せかけるため、バルデナフィルのような医薬品としての有効成分を、正規品よりも少ない量だけ混ぜているものもないわけではありません。
ところが、それ以外にも医薬品以外の由来不明の成分が混入されており、服用すると深刻な健康被害が生じることもあります。
現に、わが国でもニセモノのED治療薬を服用して、ふらつき、意識低下の状態に陥ったという事例が確認されています。

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